その一頭のロバは何を意味し、どこへ向かい、何をもたらすのか。
シューベルトが死の二ヶ月前に書き上げたピアノソナタ20番が灰色の映像に死と悲哀を漂わせながら流れる厳しい現実。あのロバの瞳は絶対に忘れ…
物語は意味わからんが何故か観れる。これこそメッセージ性とかからかけ離れた作品なんじゃないか。一見普通のショット、というか注意深く観ても普通のショットが何故か良い。ラストシーンなんて意味わからないが最…
>>続きを読むブレッソンは『抵抗』こそ面白かったけれど、これは『ラルジャン』寄りの、人間の罪に関する聖書ベースの物語なので難しかった
“伝え方”こそすごいとは思うが...
☆
どうやってロバに演技指導したん…
このレビューはネタバレを含みます
先日アンヌの小説『少女』を読んだので再見しました。
初見はアンヌの瞳に魅了されましたが
今回は話し方、声に。
ブレッソンが彼女に虜になり一時も離したがらなかったアンヌ。
窮屈に思え始め逃れるよう…
バルタザールと名付けられたロバの受難を淡々と描くキリスト教的な物語。寓話と言った方がいいのかも。小さい頃はロバをかわいがっていた女の子も成長し、理不尽な目にあい不良とつるんだりして辛い。バルタザール…
>>続きを読むロバのバルタザールのどこまでも過酷で受難な生涯をキリスト教的メタファーで描いたボンクラな俺には難解過ぎる映画
大胆なカットと音による表現
バルタザールへの虐待と重労働
バルタザールは何も語らないが、…
英語版wikiによるとこの映画はドストエフスキーの白痴からインスパイアを得たらしい。
確かにロバの純粋無垢で人々から受難を受ける様はある種キリスト的であり、白痴のムイシュキン公爵に通じるものがある。…
バルタザールというロバの生涯を描く?
アホな私には話がさっぱり分からなかった。
人間関係もさっぱり分からず。こいつ、誰?
おまえらに分かるかい?って感じの典型的上から目線映画。やっぱフランスか、ど…