ロベールブレッソン作品。まあまぁだったかな。ロバの眼が悲しくて切ない眼をしていてちょっといたたまれない気持ちになってしまった。ストーリーや映像表現なども本作はハマれず、ちょっと期待していたよりかは微…
>>続きを読むロベール・ブレッソン監督作。
ピレネーの小村を舞台に、一頭のロバと彼に関わる人々の姿を描いたドラマ。
『田舎司祭の日記』(1950)『抵抗(レジスタンス)』(1956)『ジャンヌ・ダルク裁判』(…
ちょっと戸惑うほど陰鬱なストーリー。どうしたブレッソン。しばらく干されて世を拗ねたか。これまでのブレッソン映画は主人公の死で終わる時でさえある種の恩寵があり、カトリックに無理解な観客にも何となく救…
>>続きを読むバルタザールという名のロバの一生をたどりながら周囲の人間模様を描く。
人間に使われ続けるロバ視点に立つことで人間の愚かさを炙り出されていく。キリスト教に深いかかわりを持つ内容とのこと。ロバと人々の無…
映画観た後、アンヌ・ヴィアゼムスキーがこの映画の裏側を描いた『少女』を読んだら面白すぎてぶっ飛んだ。
マリーの幼なじみ役の俳優が、ブレッソンの求めるいわゆる"棒読み"が出来なさすぎて、やめたいと言わ…
バルタザールと名付けられた一頭のロバが現れることで、人間に欲が生じ、ロバが振り回されることで、人間のエゴがむきだしになる話。
しばしば退屈だけど、物語の締めくくり方で味わい深い内容になっている。
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