PG-12指定。
いつ読んでも、観ても、同じ別の苦悩を追体験してしまう太宰作品の映画化。
better halfを正に失ったピエロを生き、世に恥を晒し身をすくめて生きている己への
カウンターパ…
原作未読です。太宰投影作品の中でも本作の大谷は女性に愛されるダメンズ。女性の弱さや末恐ろしさを受け入れることのできる男性というのは、ダメンズでもモテるものです。でもまぁ、佐知の周りの男3人が見事にダ…
>>続きを読む映画の作法について考えてしまう映画でした。最近テレビ出身の監督も多く日頃、クローズアップばっかり撮っているので、映画では、引きの映像が多く映像表現で人物像に肉薄しないケースをよく見ます。しかし、この…
>>続きを読む儚いというかなんというか
さちさん強くてたくましい。
人間失格の映画版は駄目だったけどこれはまあまあ良かった
しかし太宰治氏は自分を卑下してたけど、裏を返して
物凄くナルシストで、自己愛の塊だ…
「どろ沼を一つ持っているね」愛する女に言葉で辱しめる彼の冷酷な面。
太宰の魅力は女性に絶望してるとこ。
浅野忠信が見事に演じ切ってる。
また、松たか子の陽性で品のある艶が、太宰文学のヒロインのイメ…
2人の色気が凄まじい。
浅野忠信演じるどうしようもないクズなのになぜか惹かれてしまうダメンズの魅力とはこういうことかと痛感させられた。
松たか子の役も可哀想に見えて中々ぶっ飛んでいて面白かった。
原…
プレイボーイであり、乱れた私生活、他人には書けないような文章を書く文筆家、そして自殺願望がある… となればまんま太宰治自身をモデルにした作品。そして【ヴィヨンの妻】の妻役は太宰の妻、津島美知子がモデ…
>>続きを読むまあ、もんのすごい夫婦なんですな。
最初は夫の方が狂っているように見えるんですが、女房の方がぶっ飛んでる事に気づきます。
女房なのか?女と呼ぶべきか?
夫は奔放に生きているだけで嘘つきには見えない…
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