美しきセルジュに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『美しきセルジュ』に投稿された感想・評価

これまでシャブロルを数本観たのだけれどどうにもつかみ所がなく、初期の代表作といわれる『いとこ同士』にいたってはまったくというほどはまれなかった。だけどこのデビュー作は観なければと思っていた。ヌーヴェ…

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「ヌーヴェル・ヴァーグの発火点」ーと評価される映像作家クロード・シャブロルの長編処女作。
ヌーヴェル・ヴァーグの初期作品といえばトリュフォーの『大人は判ってくれない(1959)』やゴダールの『勝手に…

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‪田舎の閉塞感を題材にした映画、陰鬱なのになぜ惹かれるかって、逃げ場がないほど他人に囲まれてるのが羨ましいからか‬
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0

1957年、クロード・シャブロル監督のデビュー作。

肺病の療養のため12年ぶりにパリから里帰りしたフランソワ(ジャン=クロード・ブリアリ)は、幼なじみの親友セルジュ(ジェラール・ブラン)と再会する…

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たむ

たむの感想・評価

3.7

鮮烈なラストは圧巻ながら、トリュフォー監督やゴダール監督が本当の映画表現革命をデビュー作で起こした事を考えると、若干インパクト不足な印象です。
とはいえ、ヴィスコンティ監督『若者のすべて』に先行した…

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鈴渚

鈴渚の感想・評価

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ラスト、フランソワの「ダメだったか…」と涙を流し瞳を閉じる様子が写されることで1度見る側は映画の中に死を感じる。しかし、その後セルジュの笑顔が移されること、第二子の産声が聞こえることで、画面いっぱい…

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Ricola

Ricolaの感想・評価

4.6

「ヌーヴェルヴァーグの発火点」と言われている作品らしい。

人間の狂気、キラキラしていないフランスの田舎の閉塞感…
その異様な中でのまともな主人公がより輝いて見える。

この映画は「大人は判ってくれ…

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いずみ

いずみの感想・評価

4.9

シャブロル、これが処女作とか恐ろしすぎるほど美しかった。フランスの田舎町に12年ぶりに帰省したフランソワ。そこでセルジュという目立ちたがりやの昔の友人と再会するが彼は暗く俯くままだった…。最初観てい…

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SN

SNの感想・評価

3.8
ジェラール・ブランの高笑いがいい。どことなく柄本明を思い起こさせる自然な狂気。
停滞

停滞の感想・評価

3.8
手付かずだったシャブロルのデビュー作。
なんかあんま集中して見れなかった。可もなく不可もなし。

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