U-NEXT
公開当時は、生体解剖に対する倫理観や道徳観にばかり目を向けていた。
齢を重ねた今見ると、戦時下の身のよりどころのない不安、浮遊する自我のようなものが、画のなかに見てとれた。人々が流され…
かねてより気になっていて、でも近所のレンタル店でも見付からないし、あわよくば狙っていたTV放送に出会う事もなかったけれど、たまたまYouTubeで無料で見られるのを見付けて鑑賞しました。有難い。
(…
『生きた人間を生きたまま殺すこんな大それた行為を果たした後。。俺は生涯苦しむやろか。。。??』
戦争に勝った負けた関係なく苦しまない人いて欲しくない。。
料理に捕虜の生肝とか冗談にもならん。。日本兵…
戦争の狂気に飲み込まれた世の中。アメリカと開戦真っ只中の日本国が舞台である、人が持つ道徳心や倫理感を問う、重く苦しいテーマを内包した医療映画。
幾度となく都心に対して、執拗な無差別爆撃を繰り返して…
遠藤周作作品という事で割と偏った捉え方をしてしまう可能性もあるのである程度身構えての鑑賞
こういう映画はフラットに観ないとと思うけどやっぱりきつかったなぁ、、
戦争が起こらない事が何よりだし
19…
“生きた人間を生きたまたま殺す。こんな大それた行為を果たしたあと、俺は生涯くるしむやろか”
問われる神の存在、良心、罪悪感。
原作を15年ぶりくらいに再読して鑑賞。
医学生の勝呂、戸田、看護婦の…
Nujabesがサンプリングしそうな甘くミニマルなピアノが目白押し。
原作を読んだのは10代の頃。遠藤周作の著作では最も好きな作品だ。
「神なき日本人の罪意識」をテーマに、群像劇が日本人の倫理観を…
役者の演技みんな良かった やっぱり田村高廣と成田三樹夫 渡辺謙の眼と虚しさも奥田瑛二の苦悩と「執着」も良かった
白い巨塔の雰囲気も少し感じる ので里見を演じた田村高廣がこの役を…と
手術シーンのリア…
奥田瑛二が1人歩く砂浜と海の美しさ。手術室の床を満たす水の揺らめき。滲むガーゼの血。『帝銀事件』の時も同じことを思ったが熊井啓監督の映画に出てくる小道具や美術にはそこしれぬ色気と殺気に満ち溢れている…
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