救おうが救えなかろうが救う側であろうが何をしたってみんな死ぬ時代、だったらせめて役立つことに…となる発想の極悪さがにじみ出ていた。役立つという発想、この隙間を埋めようとしてもたらす結果の醜悪さにはう…
>>続きを読む簡単に言えば米軍捕虜を人体実験する話。ただそこまでに至るまで死にゆく命をどうすべきかという問いが幾度となくやってくる。
原作とは違い映画では人体実験後の勝呂先生たちが取り調べを受ける様子。この時の二…
これを見て、熊井啓監督の作品を見ようと思った。最初の手術シーンがとても良かった、背景真っ暗で床の水流に血のついたガーゼがポンポン落ちていくのが。失敗して血があふれる所、見ていられないのに目が知らせな…
>>続きを読む原作通りの重厚感と、映像だからこそ可能な手術シーンの緊迫感が強い。今の時代だったら許されない、と思えるけど戦時中の人が亡くなることが当たり前の中だったらまぁこんな感じだよなと思う。
小説では人物や情…
実は私は今年に入って心臓の弁膜症の手術を2回受けたのだけど、2回目の難しい手術を弁置換にするかどうかで先生は悩まれていて、でもどうにか本人の組織を温存出来るようにと形成術をして下さり成功を収めること…
>>続きを読むみんな目が死んでるーーー!!
原作が終始まとわりつくような陰鬱さで読者を沈めていくのに対し、本作は前半に危機感や焦燥感の演出が強い。そのぶん、終盤に訪れる諦観と気怠さが際立つ。静と動のコントラスト…