海と毒薬の作品情報・感想・評価・動画配信

『海と毒薬』に投稿された感想・評価

ノノ
3.9

手術シーンのリアリティありすぎるのと、音楽を排除してモノローグと道具の乾いた音だけが響くから緊張感がとてつもない。昔のオペ室って床が水浸しで、ガーゼとかそのまま床に捨ててたということを知って驚いた。…

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すごい戦争映画
すごい人間悪
おぞましい…
悲しい…
そして作り手、演者達の凄まじい覚悟
hani
3.4
奥田瑛二さんと渡辺謙さん若い。このひどい話が実話を元にしているというのが何とも言えない気持ちになる。
みず
4.0

「死」というものは、時代や環境によって常に変化する。戦時中ともなると、それは圧倒的に軽い。生体解剖という現在の倫理では到底許されない行為も、対象が敵国の、更に非戦闘員を無差別爆撃した人間なら、それが…

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭にしか出てこない"私"という第三者視点で勝呂に不気味なイメージを植え付けて、戦時中に米軍捕虜の生体解剖に関与した人物だというセンセーショナルな事実を明らかにしてから回想に入るのがこの作品の特筆す…

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ssdd
3.3
[自分用]
罪悪感に潰れそうでずっと脅えてる男と罪悪感が湧かなくて虚ろな男の対比がよかった
どっちも人間だなと思った

床にベチャッとガーゼが投げ捨てられてくのが凄く印象に残る
3.5

 手術と空襲の緊張感。医療機材、手術室、岸田今日子が不気味だ。
 医療現場での死、戦場での人の死、死刑の宣告、人が人を死に至らしめる行為とは何なのか。
 その後新宿で開業医となる勝呂、この一件で人生…

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にい
-
このレビューはネタバレを含みます

今年観た中で1番暗い気持ちになった映画。
キリスト教関連じゃない遠藤周作作品の実写映画を観るのは初めてだけど、良い出来だった。

遠藤作品によく見られる「聖者の傲慢」がきちんと描かれていて素晴らしい…

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ひと
3.5
このレビューはネタバレを含みます

医療従事者としての経験を振り返ると、患者に対して、1人の人間として接すると良心が痛む場面に度々出くわすことを思い出す。もう手の施しようのない患者をケアする時なんかそう。施す側は常に葛藤を抱えている。…

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このレビューはネタバレを含みます
小説を読んだときもこの映画を見た時もやっぱ手術に失敗するシーンが本当に緊迫感が凄くてドキドキした。

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