このレビューはネタバレを含みます
いやあ、三隅研次。すごすぎるし、好きすぎる。
「勝負」が自分的にはいまいちだったのでたかをくくっていたら、度肝を抜かれた。
三隅監督独自のケレンな画作り。やってることは相当難度が高い。ミニマルであ…
シリーズ初体験。眠狂四郎、魅力の塊のようなキャラクターだ。茶髪がかった髪色は外国の血が入っているからだったのか…😲
円月殺法のタメがカッコいい。対する敵達に猛者がいない。(一番の使い手が上野山功…
雷さま狂四郎の第5弾。
前作で大ヒット飛ばしたからか、つくりに、余裕…あそび、みたぃなおおらかさも、感じつつ。
今作の狂四郎は、割とよくおしゃべりする感じがして、でも時代劇なのになんかモダンで、皮…
ニヒルで無頼な眠狂四郎も、畢竟「我らのヒーロー」なのだと感じる作品。言わずもがな、雷蔵の剣技はまたも冴え渡る。
西村晃の食えない感じの演技が堪らない。のちに水戸黄門となる訳だが、この時代は戦争映画…
あらやだちょっと。これまで鑑賞してきたシリーズ中でもイチオシ、お気に入りのトップの座に躍り出ましたよ、これは。「女を犯すことには慣れている男だと観念されるがいい」なんてニヒルな台詞、眠狂四郎とジェー…
>>続きを読む鳥羽水軍の末裔討伐を図る大名と豪商の計略に巻き込まれる狂四郎。
これ「マルタの鷹」だよね。
小悪魔ぶり全開の中村玉緒ちゃんのプリティが冒頭から炸裂、キリシタンの手裏剣使いに中原早苗、水軍の末裔に清廉…
殺陣に関しては二作目には及ばないものの、レイアウトが終始めちゃくちゃ格好良い。
呑みながら世の欲の深さを憂う、雷蔵の横顔の影のかかり具合なんて惚れ惚れする。
中村玉緒の悪女演技がイマイチ嵌っていない…
眠狂四郎シリーズで一番好きな作品。
独特の美学溢れるしびれるセリフのオンパレード!
若い玉緒さんがキレイで色っぽい!
三隅監督の様式美も冴え渡ってる!
時代劇って面白いな、キレキレで美しいな、そう思…