「丹下左膳余話 百萬両の壺」に続き、監督山中貞雄&脚本三村伸太郎。この時、山中貞雄は27歳。この2年後、再びタッグを組み「人情紙風船」を撮る。
本作は、義賊もの2人が主役となるアンチヒーロー像は、…
この頃の映画が残っているのは素晴らしいことてすが、セリフが聞こえづらく(音声の問題と、江戸弁の早口)2/3ぐらいしか聞き取れなかったかな。
今月、歌舞伎座で「河内山」がかかっているので映画も、と観…
早熟の原節子は無二の存在感。人情紙風船の2人が子供のために命を捧げる生き様は、百万両の壺にも通ずる世界観で当時の時代の移ろいを想像させられる。
しかし、セリフが曖昧にしか聞き取れなかったことが残念…
ほとんど何を言っているか聞き取れないストレスがあったが、画面背景の世界の作り込みに見られる画面への意識、動きへの配慮。
アクションシーンをBGMによる盛り上げ無しでゲリラ的に発生させ、なおかつそれを…
2022.1.13
れんが屋にて鑑賞
賢い少年の忠告により大金をせしめた茶坊主である主人公は、懇意な少女の失踪した弟がその少年であることを知る。少年は花魁の女との心中未遂でヤクザに借金を負ってしま…
天保六花撰、という題材は好きで、小説などは色々読んでいましたが、クリエイターによって、かなりキャラクターに違いがあるんですね。この作品は、人物を我々の身近な設定にして、尚且つ、健気な少女の為に奔走す…
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