Wim Wenders 、
「小津安二郎は最高、小津安二郎の映画は映画の本質、東京物語すばらしい」
と日本に来て小津感を探すドキュメンタリー。
東京物語のロケ地とか巡るのかと思いきや、パチンコ屋に…
「東京物語」が大好きすぎるヴィム・ヴェンダースが、映画から30年後の東京を彷徨うドキュメントエッセイ。
確かにパチ屋の釘師や竹の子族、食品サンプルの工場など目の付け所はユニークだし、後半の厚田雄春…
ヴェンダースが日本に来てタモリ倶楽部を観たりパチンコに行ったりするドキュメンタリー
西洋の価値観を取り入れつつ独自の都市を作る日本人への興味と、小津安二郎的な世界が失われてしまった事への喪失感
ラ…
小津安二郎の描いた「東京」とやらに導かれて撮りまくるヴィム・ヴェンダース。
しかし、小津の映画の風景など、80年代の東京にはとっくにない。
「当たり前やないか!」とツッコミたくもなるが、やや拗らせ気…
・ナチュラル・ボーン・ヴェイパーウェイブな東京の80s風景にめまいを覚えつつ、深夜寝る前に日本のテレビを見ながら「テレビは常に世界の中心のような顔をしている」と『表徴の帝国』のような小話を饒舌にする…
>>続きを読む© Wim Wenders Stiftung 2014