東京の街を走る車の中、製作中の現場、ファッションショー会場などに置かれたテレビ画面の中に山本耀司のインタビュー映像を流す演出に驚いた。ああいう形でも画質が荒くてもちゃんとドキュメンタリーとして成立し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
日本人デザイナーのアイデンティティを探る映画と思いきや、山本耀司は日本人ということを特に意識していないと指摘する。
ヴェンダースは、映画とは何かを山本耀司の職人気質さから紐解こうとする。
マルチ…
Wim Wendersと山本耀司の話し方や物の見方が好きです。
オープニングシーンは “What is it identity?
To know where you belong? To know…
人々の現実の生活感というものを探り、写真集などを用い情報収集を欠かさず、新品すらあたかも着古してきた衣服のように客を納得させるかのような慣れ親しんだファッションというのを目指しているかのような山本耀…
>>続きを読むクラシカルな黒の衝撃として世界的に名を馳せた山本耀司を追ったドキュメンタリーで、監督のドキュメンタリー作品の中ではそこまで退屈しないで見れたのだが、どうだろう、山本の魅力を全面的にプッシュアップした…
>>続きを読む自分のアイデアやクロッキーが盗まれても、それを実現する技術は我々(あるいは訓練された職員)しか持ってないから完全にコピーはできない、なることを言っていた。アイデアは単なるアイデアであり、形となって初…
>>続きを読む© Wim Wenders Stiftung 2014