ギリシャ映画界を牽引した故テオ・アンゲロプロス監督が送るジュブナイル・ロードムービー。
幼い姉弟が寒々しいアテネの都市から抜け出し、父がいると信じて止まないドイツを目指して過酷な旅に出ます。
様…
幼い姉弟が、意を決して列車に飛び乗ろうとし、断念する。しかしこれが初めてではなく、何度も挑戦していることのようだった。
しかし次は成功、心の日記には「お顔を見たら帰ります」と綴った。
どうやらドイ…
旅芸人の記録の人たちだよね?
あいつらいいなぁ。笑
みんなが雪を見上げてるシーンは奇妙な美しさがあった。
ていうかなんでこんなに画面全体が重く湿ってるのかな。
オレステス、ノーギャラの代わりに…
アンゲロプロス作品の中では短めの125分。
だけど体感時間は3倍くらいに思える。
寡黙で淡々としたストーリーテリングには眠気を抑えられずにいられない。
でも次から次へと映し出される幻想的な映像の数…
汽車の音を真似る声。誰もに平等に降りる雪。一頭の馬。海辺では言葉が飛び交い、行き着く場所を失ったあこがれは白くぼやけたフィルムの中に姿を映し出す。死を感じ取って泣き出す少年の小さなからだは震える。言…
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