1982年4月11日、八重洲スター座で鑑賞。(2本立て)
島崎藤村原作の映画化。
明治時代の信州で、部落出身の小学校の教師(市川雷蔵)が様々な困難に直面しながらも頑張る物語。こうした差別ものは、…
人類必見レベルの傑作
まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー
■山麓にて、巨大な牛、対峙する男(浜村淳)男は塩で牛を誘き寄せると突進を受ける、逃げぬ男はツノで体を刺され放り投げられた。
山麓の小…
三國連太郎!
出た!昭和俳優の顔面力!
手も顔も体もデカイな。
先生(長門裕之)見覚えあると思ったら津川雅彦の兄とな。
引きの画で端が歪んでるのそのままにしてるの以外だった。人の顔歪んじゃってるの…
「間違った尺に合わせて生きる事はない。」遥か昔から叫ばれているのに今でも根強く根深く残る忌まわしい問題の数々。差別偏見が生まれる現実が仕方ないのではなく、それを考え見つめる事だ。苦悩の物語だが爽やか…
>>続きを読む1962年、およそ60年前の作品。島崎藤村の原作はその頃に読んだ。
市川雷蔵30代、藤村志保20代若くて魅力的。岸田今日子、杉村春子、三國連太郎も渋い。長門裕之は演技が硬い。
市川崑監督、芥川也寸志…
最近読んだ原作の衝撃と、表現の美しさへの感動が大き過ぎて、映画はまだまっさらな気持ちで見られなかった。台詞が説明的で長くなるのは仕方がないのかな。。
一流の俳優陣で名作を映画化したことには敬意を表し…
古い作品なのに 多くの役者の 演技スタイルが 近年での作品を 感じさせるコトに驚き!
鴈治郎 や 杉村春子 なんて。
重い差別問題 を扱いながらも、ピュワな人物設定にピッタリな市川雷蔵 藤村志保…
はじめての市川崑作品
部落差別をこの作品を見るまで、こんなに考えたことはなかった。
もし自分だったら、と思うと色々な気持ちが出てくる。
そして子供たちの素直な心。
友情や家族愛、様々な愛が表されてい…
丑松の東京への去り際、土屋と追いかけてきた生徒のうちの一人がお母さんが用意したという茹で卵を渡すシーンに全てが収斂されていただろう。
出自に関わらず、子ども達の慕う気持ちが一番裏切りようがない。
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