1953年11月3日に公開された本作。
公開65年となる今日、京子役の香川京子さんのトークショーとともに角川シネマ有楽町で鑑賞してきた。
登場人物の誰かしらに共感せずにはいられない作品であり、観る…
このレビューはネタバレを含みます
繋ぎの場面がなくて、どこで止めても絵になるだろうなとおもった
喪服をもっていく実子の白状なまでの遠慮のなさに対して、「ええ人」の紀子さん
紀子さん宅にお母さんが泊まったときの2人の会話が良かった
…
人は成長するほど家族という枠組みから離れて自分の生活を優先していくようになるという、避けられない人間の性分を実感した。両親のことが大切ではないわけではないけれど、家族以外の居場所ができ、蔑ろにしてし…
>>続きを読むとてもいい映画だった。涙が出るという強い感動とは別種の、ズシンと心に染み渡る情緒があった。
奥行きというか、奥ー手前関係というか、ショットが徹底されていて映像が気持ちいい。白黒なんだけど豊かな味わ…
時代の変化と世代交代、どうしようもないすれ違いの寂しい話
おじいちゃんも生まれてないような時代の映画
間延びした何気ない無言のシーンでフワッとなるのも心地良かった
今まで作り笑いで嫌々受け入れ…
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