近松物語に投稿された感想・評価 - 30ページ目

『近松物語』に投稿された感想・評価

アメリカンニューシネマ的とも思える。
丁寧な作りでナナメの構図が印象的。
香川京子が綺麗だから話に説得力がある。進藤英太郎のイヤな感じは見事。
不義はどちら

我儘の自覚がありながら振り回す子供と、馬鹿正直過ぎてまんまと袋小路に入る鼠の姦通譚。
自分勝手という意味では人情の無い旦那方と同じ。
Kamiyo

Kamiyoの感想・評価

4.0

1954年 ”近松物語” 監督溝口健二 劇化 川口松太郎  脚色依田義賢

不義密通、心中物の本家本元の近松門左衛門から生まれた
この映画は江戸時代中期モデルにしていた。
それを基にして書かれたの…

>>続きを読む
JohnKoya

JohnKoyaの感想・評価

4.5

いや素晴らしい…泣いた。
ベタな恋仲心中物語だけどモノクロのフィルム、明暗の映像がとても美しくて引き込まれる。
長回しのワンショットは緊張感があり、当時不倫は死罪となっているけど今の世間の当たりの強…

>>続きを読む
ハロー

ハローの感想・評価

3.8

悲しいお話。現代ならば、こんな苦労などあり得ないのだが、、。少しばかりの事を惜しんだばっかりにどんどん悪い方悪い方に流されてしまいもうどうにもならなくなるというのは誰にでもあり得る事なので気をつけま…

>>続きを読む

スコセッシもゴダールも溺愛する溝口健二による逃避行映画。
ワンカットワンカットがお美しい。水辺のカットはどれも✨
人の道を踏み外すな、恥かかすな、という言葉に縛りつけられないようにしようと思いました…

>>続きを読む
も

もの感想・評価

3.6

おさんを嫁に持ち店を営む大経師以春は、口答え出来ないのをいい事に夜な夜な雇っているお玉の元へ忍び入っていた。その事を好意を寄せる店の手代である茂兵衛に相談したお玉だが、お互い奉公の身なことを理由に取…

>>続きを読む
老

老の感想・評価

3.8
(伏線回収だが)2人にとっては痛くも痒くもない仕打ち。

家族とは思えない薄情さ...。

もはや名人とも言える小舟使い。
MS

MSの感想・評価

4.0
自由に恋愛できる時代にうまれてよかった。
歌舞伎と映画が混じった感じがあるのは化粧?

封建主義の最中、個人主義を貫き通そうした男女の悲劇

この時代に生きる人は皆第二の親たる主人のために行動をするのが鉄則

でも、具体的には主人公たちは勿論、見逃してくれる茂兵衛の親父とか、みんな親の…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事