17世紀、実際にあった「おさん・茂兵衛不義事件」をもとに、近松門左衛門が「大経師昔暦」(だいきょうじ むかしごよみ、通称「おさん茂兵衛」)という人形浄瑠璃を書き、
現代になり、新派の川口松太郎がそれ…
N解約するんで観れるの
もう一度で観る
Primeで観れたけどまぁいいか
傑作の誉高い戦前作未見ですが
片手で足りないぐらい観てる、
溝口で一番に好きな奴です
近松門左衛門がおさん茂兵衛貫通事件
…
男女における江戸時代の不義密通を美しく描く
テーマは愛と死
男女の純粋な愛が、様々な封建的束縛によって引き離されていく
愛し合うことのどこが悪いんだ!
琵琶湖を背景にした溝口健二得意の水辺シー…
死がゴールじゃない心中映画。中盤の「お前の今の一言で死ねんようになった。」ってセリフ怖すぎる
水辺のカットは舟のとこももちろん良いが、長谷川一夫が香川京子をおんぶして水溜りを歩くところが良い。
い…
進藤英太郎のいやらしい演技が上手過ぎて印象的、そのせいなのか、おさんと茂兵衛よりも、どうも大経師の方ばかりに目がいってしまい、彼の末路が天罰とかではなく、半ば嵌められるようにして醜聞にかこつけて潰さ…
>>続きを読む香川京子演じるおさんの台詞「お前の今の一言で死ねんようになった。死ぬのはいやや、生きていたい」にグッと来た!
生の不確定さ。ひょんなことから隠していた想いが実り、ひょんなことから取り返しのつかない事…
このレビューはネタバレを含みます
死を美化して終えること、そこには保守的な危うさがある。
封建社会では常に帰属する家の家主への絶対服従が規則であるから、自由へと逸脱することはつまり死に直結する。この体制を維持し、恩恵を得るのは男。い…