怖いのよ…歪んでしまった子供たちに気づいていながら認めない聖職者の父。カメラワークも怖くて、特にドア越しの鞭打ちのシーン震える。何にもハッピーエンドじゃないのにハッピーエンドみたいにしてるのも怖すぎ…
>>続きを読むカフカの『城』を思い出さずにはいられない。これほどまでに、閉鎖的空間のなかに、絶対的な権力者を存在させ、なにものもを超越した存在のように扱われる絶対性を感じざるを得ない。
前回に観たときは、少しつま…
ハネケ作品は、「ピアニスト」が有名だ。「戦場のピアニスト」とほぼ同じころ公開の映画で紛らわしかったのを覚えている。無垢とはなんだろうと投げかける作品。簡単に言うと純粋まっすぐクンは、今後どうなるナチ…
>>続きを読む子供たちが純真に育つように願って髪や腕に結ばれる白いリボン。だが、子供たちは大人の汚れを許さなかった。村に起こる連続不審事件の犯人は最後まで明かされることはなかったが、多分そういうことだろう。小さな…
>>続きを読むこのじわじわくる嫌な感じ。
さすがハネケ監督。
理不尽が横行しすぎてるうえに、閉鎖的すぎて、全部がすぎるとあんな村が出来上がるのでしょうね。
何事もすぎてはいけないと。
じゃあ、この現状を打破…
このレビューはネタバレを含みます
ミヒャエル・ハネケの真面目系の作品。
封建制度、家父長制、厳格なプロテスタント。その中で小作人(労働者)・子供・女性が当然のように物の如く支配される。(主人公も例外ではなく、気に入った弱い立場にある…
モノクロにすれば芸術点UP⤴
絶妙にいい感じで仕上がった超イヤな映画です。長めでモノクロなのに寝ませんでした。
ドイツの架空の村が舞台です。北の方で寒い設定です。
第一次大戦直前です。開戦ととも…