私が棄てた女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「私が棄てた女」に投稿された感想・評価

yaaa

yaaaの感想・評価

4.0

話はタイトルそのまんまで、成り上がりで懸命なサラリーマンが出会った「女性」との相克。
昭和全開の流れだが、普遍的で今観ても面白い。
話のメインではないんだが、ハイ&ローの対比の描写が「パラサイト」な…

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安保闘争で挫折、大学時代に付き合っていた女を棄て会社の社長の姪と結婚した男。妻は申し分ない美人だが昔の彼女の無私の優しさが感じられない、偶然町で見かけた昔の女、生活は苦しく身を持ち崩している。また声…

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原作が大傑作で何度か読んだ。

だいぶ脚色されてはいるが、ミツの生を強く感じた。
また原作を読んでみよう。
大鳥涙

大鳥涙の感想・評価

3.5

DVD
浦山の実験的作風が興味深く、もしも松竹に入っていたら大島と一緒に出ていっただろうなと思いを馳せた。師事した今村は生きる活力に満ちた女性を描いたが、今作の小林トシエは何とも儚い。左幸子にちょっ…

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samiam

samiamの感想・評価

4.0

私がフォローするレビュアーさんのご紹介で鑑賞。

原作は大好きで何度か読んでいるが、映画化されていることは知らなかった。

非常に興味深い作品。
ストーリーは原作と全然違うが、遠藤周作さんが言わんと…

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ピナコ

ピナコの感想・評価

3.6

TSUTAYAに行きました。

映画を借りに。

探していた映画ではなく
このジャケットに目が留まりました。
浅丘ルリ子さんでしょうか?

準新作?
1969年作品
遠藤周作さん原作

都会に馴染め…

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azkyon

azkyonの感想・評価

3.3
原作が好きなので、見終わってからこれは別物として見たことにした。

ミツは俺さ、ミツは俺だよ、という主人公の言葉にあるように、ミツに会うたびに彼は素の自分を保っていられたんでしょうね。浅丘ルリ子の美しさより、小林トシ江の鄙びたでっぷりした感じの方が魅力的でした。小林…

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7年前(2012年)の感想を掲載します。本作は、地上波、BSでも放送されないし、観る機会が今までなかった。遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」が原作。原作では、ミツがハンセン氏病の誤診受けるなど「砂の…

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てつじ

てつじの感想・評価

3.7
集団就職者の純真無垢な一途な純愛を見事に体現した小林トシエの魅力に尽きるだろう。私が棄てた私、浦山監督の社会格差を鋭く描く的確な手腕は流石。ただ、カラーパートはこの作品に必要だったのだろうか?

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