私が棄てた女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「私が棄てた女」に投稿された感想・評価

期間限定で地元ショッピングセンターに出店していた古本屋さんでたまたま手に取り買った、昭和45年(1970)発売の「映画芸術」という雑誌の中の企画 で、当時の文化人や評論家に選ばれた1969年に公開さ…

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遠藤周作の原作。野心で結婚し、学生時代に棄てた彼女とのどろどろ不倫ドラマだと途中まで思っていたが、それぞれの成長物語であり、格差社会を批判していて、奥深かった。日本が棄ててきたことが問われていた。し…

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村田

村田の感想・評価

4.0
🎞傲慢でハレンチで卑怯な男が女を棄てる
👍人にぶら下がらずにいられない人の弱さ
👎終盤の前衛的なカラーパートがイマイチ

このレビューはネタバレを含みます

遠藤周作の原作『私が・棄てた・女』を読んだ時は切なさに泣きそうになった。

同じ小説を原作とした、1997年版、熊井啓監督『愛する』を観た時は、ハンセン病と誤診されたことでのミツの不幸が哀れだった。…

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ヒロキ

ヒロキの感想・評価

3.6

『私が棄てた女』を見た!😃

描写が斬新で気になって、見てみたけど😄

なかなか面白かった😃過去を表現するために緑を基調とした映像やラストの方の葬儀シーンや吉岡の罪と罰を表現するようなファンタスティ…

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ヒルコ

ヒルコの感想・評価

4.0

いるよなあ、自分のコンプレックスをそのまま相手に投影して嗜虐性を発揮しては自己嫌悪に陥る男。自分がドン底の時だからどう見ても自分より下の人間に冷たくして自分を保つ。いよいよそれに気がつくともう堪らな…

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nekosuki

nekosukiの感想・評価

3.5

“遠藤周作”の原作がとても好きで、感動して号泣したのは遥か昔。
純朴な田舎娘を自分の初体験のために利用して体を奪い、ぼろきれのように棄てた狡猾な男の話。

安酒場や行為シーンの描写のしみったれ加減が…

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原作とは違う展開。マリコの洒脱なお嬢様ぶり、ミツのおかっさん的な愛嬌、の対比が見事だった。白黒ですすみ、回想はグリーン、ピンクと使い分けて、なぜかカラーも最後に出てきた。実験的映画なのかなぁ、理解で…

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落伍者

落伍者の感想・評価

4.0

浅丘ルリ子じゃなくて小林トシ江の話だった。河原崎長一郎には機会はいくらでもあった筈なのにその度、棄ててきた同じ田舎者の小林トシ江(彼女は何度も殺される)の他にも、時流(学生運動)には背を向け、故郷の…

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お伝

お伝の感想・評価

4.0

安保闘争の挫折を抱えて苦悩する河原崎長一郎と専務の娘である浅丘ルリ子が結婚する話だけど、メインはなんと言っても純朴で貧しくて優しいミツ(小林トシ江)。ミツの人生で泣く。「ミツは俺だ」と言って自分が送…

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