戦後ポーランド史の一夜を儚くドラマチックに描いた物語。祖国と大義。歴史という名のうねりを前に抵抗もできず青年は苦しみ散って行く。激動の歴史そのものを扱う中で映像がとても繊細。花火にシーツの血。眩い美…
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オープニング、笛が徐々に聞こえなくなる、聞こえなくなる間際が美しく聞こえた、それが繰り返された
主人公らしき男は教会の下でも隣の男と違ってただならぬ雰囲気を醸し出している。寝返りうって銃が見えるとか…
1945年5月7日のドイツ軍降伏を機に、スターリン進行が明確になってきたポーランドの一日。
当時の状況と悲壮を思い知らされる。
思想に翻弄され、独立の自由を奪われ、愛すべき国のために散っていったポー…