アンジェイ・ワイダ監督作。
第二次世界大戦終結直後のポーランドが舞台。ロンドン亡命政府側の二人の若者が労働党書記を暗殺し破滅するまでの1日を描いた話。
同監督の『地下水道』とだいぶ印象が違う映画…
このレビューはネタバレを含みます
ワルシャワ蜂起をドイツ軍が制圧した後、ソ連軍が進撃しドイツが降伏した1945年5月、ポーランド国内は共産党の派閥と反共産主義の愛国派に二分していた。主人公は愛国派で、ワルシャワ蜂起でドイツ軍に対して…
>>続きを読む美しく印象的がシーンは非常に多かったです。銃声とともに打ちあがる花火、シーツがはためく洗濯場、イ長調のラストダンス。
ただポーランドの地名やら人名やらに馴染みがないうえ、政府側もマル革派も同じゲルマ…
第二次世界大戦末期、ドイツが降伏したあとに徐々にソ連に支配されていくポーランド。反ソ勢力の一員としてテロを実行しようとするマチェクの1日を描く。
ウェイターに恋をしたことで、ありふれた日常への憧れ…
それぞれが愛する祖国のために、それぞれの信ずる理想のために。
終戦が即ち人々に戦いの終わりを告げるわけではない。戦争がめちゃくちゃにしたイデオロギーや文化、歴史こそが人々を苦しめる。正解のわからない…
第2次世界大戦末期。ドイツが降伏し祝賀ムードに沸くポーランドのある都市で反ソ勢力の一員としてレジスタンスに身を置く青年の一夜の恋と破滅を描く。
戦時下、最も苛酷な想いをさせられてきた国の1つがポー…