英題は「東京トワイライト」。暮色とは、夕暮れ時の薄暗さを表す言葉です。果たして本作ではどういう意味を持つのか…。
物語は、定年を過ぎた銀行員の杉山という男性が飲み屋を訪れる所から始まります。彼…
改めて安二郎のおもしろさに開眼したばかりで、観るたび新しい発見にときめいている毎日ですが、これはまたびっくり。安二郎、こういう感じもありなのか👀
ずっと暗く不穏です。なにしろみんな笑わないし、何か…
ミヒャエル・ハネケの映画を見てる気分になった……。
暮色、まさに暮色。
見終えてからのあの衝撃というか、ズーンと来る感覚が忘れられない。
小津の中でも屈指の暗さじゃなかろうか。
電線や鉄塔、建物…
話の内容に合わせて夜のシーンが多い。個人的には、小津作品は、結果一人で生きていく、それでも人生は続くがテーマで本作は、極端にした感じだ。音楽がいつもの小津映画調で軽快でより違和感が出てくる。有馬稲子…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あまりにも無惨で陰鬱な内容は、イタリアのネオリアリズモのよう。その演出は濱口竜介やデビッドフィンチャーみたいだ、と思わずにいられない(逆なんだけど)。内容があまりにも斬新すぎて当時まともに評価できな…
>>続きを読むあまりにも時代が早すぎた作品だったんだろう。徹底して女性の視点を描いており、共通する男性の「聞くことをしない」「独りよがり」「無責任」の姿。中華屋のシーンは結構凄い演出だと思う。小津ではあるが、どこ…
>>続きを読む暗くて不穏。
家族の日常を繊細な描写で、かつちょっと可笑し味を含んで描く小津の他作品とは一味違う。とことん暗くて、笑いどころなど一つもない憂鬱な作品。
両親が離婚し、男手1つで育てられた姉妹。そ…
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