とにかくエネルギッシュに人生を進めていく。その先には破滅しかないのだが、その刹那的な生き方が大島渚から始まり、連綿と続く松竹ヌーベルバーグ的なストーリーなのだろう。
大島渚は結構好きなのだが、本作は…
今村昌平監督、緒形拳出演のクライム映画。
専売公社の集金係2名を殺害して榎津は、詐欺を繰り返して全国を逃走していた。
自宅には敬虔なクリスチャンの父親と病身の母親が旅館を経営し、榎津の妻子と共に暮…
4Kデジタルリマスター版にて。
古き良き昭和のサスペンス。
昭和の名優たちの鬼気迫る演技は流石としかいいようがない。
緒形拳の熱演には怖さまで感じる。そして、三國連太郎演じる父もある意味ではいい人と…
このレビューはネタバレを含みます
三國連太郎関連で調べていて 何かのサブスクで見逃して悔やんでたところ その後偶然にもBSでやったので視聴
演者の時折出る関東弁が気になって物語に集中出来ませんでした。
本当に殺したい奴殺してねぇ…
このレビューはネタバレを含みます
何でもありの世界を実践。
ここまで実世界の実態に応じて、自らがその実践者として実行してしまうものは、ほとんどいないのだろうが、幼少期における強烈な経験はその精神的な成長を著しく歪めてしまうものなの…
欲望と暴力に塗れた傑作
人殺しとして彷徨い続け、その先々でいろんな人と出会い手にかけていく巌
緒方拳の迫力ある演技も相まって怖かった
穏やかなのか凶暴なのか、感情が読めない人っていうかなんというか…
30年以上前に観てそれ以来。懐かしいキャストと当時の風俗がザ・昭和。「貸席」「ステッキガール」…等々なんとなく分かるけれど、もはや死語ですよね?
緒形拳は若い頃の毒のある役が特に好きです。この作品…
見応え〜。別府出身にしては、仁義なき戦いみたいな広島っぽい言葉。親父の煮え切らなさがイラつかせる。主人公の生い立ちはほどほどにして、わりー奴はわりー奴、骨になっても彷徨い続けますっていう突き放した人…
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