最高。ゴダールの中でも悲壮感が無く、かといって遊びに徹しているわけでもない、ちょうどその真ん中くらいで作り上げられている大傑作。AIが人々を統制する世界で、人の意志や自由は無駄なものとされ、「過去」…
>>続きを読むディストピア感の強まる今の時代にこそ、この映画を観れてよかった。人間が確率の奴隷になり非論理的な行動も偶然性も存在し得ない世界じゃ、生きてても死んでても同じ事だよなーと思った。少し消化不良のとこもあ…
>>続きを読む近未来のディストピアにて、ひたすらゴダールの練り出す哲学的な会話が無機質に繰り広げられる。
もはやSF要素はそれらを盛り上げる装置であり、相乗化された恍惚感は何ものにも代え難い。
その一方で、人々…
外部の星からアルファヴィルという都市にやって来た男がその都市に隠された真実を知ってしまうお話
ゴダールがストレートなSF活劇映画を撮っていたことに驚いた。40年代のフィルムノワールの雰囲気も感じさ…
・非論理的思考回路は死に至る
・技術の進歩の勝利
・自殺
・苦悩する人々、普通の人々
・「意識」「愛」という言葉
・現在が苦痛なのは時間の不可逆不変性による
・詩は闇を光に変える
・意識の直接与件と…
ゴダールのSF。
U-NEXTの紹介欄にはセットを使わずに未来を描いているという説明があるけど、実際劇中で登場するのは普通の街と普通のビル。なのにこれが未来世界だと思ってしまうのは、”コミュニケー…