2回目@新文芸坐 210713
これも初見かと思うくらい覚えてなかった…。
超傑作。そして超怖い。冒頭から分かる。高橋洋脚本は怖い。
家族が一瞬にして殺され、刑事になる安城。いきなりシャブ野郎が自殺…
「蛇の道」、「蜘蛛の瞳」を先に見てしまったから、あそこまでの禍々しい不穏さや虚無感、恐怖感とまではいかないが、一作目にして既に虚無感と不穏さとが渇いたタッチで描かれていて独特の雰囲気を醸し出している…
>>続きを読む開始早々、あまりに無造作で無機質な拳銃の扱いに呆気にとられる。後の「CURE」などでも見られる観客に身構える隙を与えない凶行は、ヤクザ映画ということもあってか、北野武の強い影響を感じさせる。人物の横…
>>続きを読むいい。黒沢清を堪能。不気味な廃墟、逆光効果、予告のない死、無感情な表情。どれもいいですね。向かい合ってドンパチやってもお互い死なないのも最高。ストーリーも三兄弟の異様さもよかったですよ。六平直政の気…
>>続きを読むやっぱり異様な映画でした。嫌な感じで映る建物やカーテン、段ボール攻撃、妙に印象に残る垂直に立つ物体、突発的な暴力シーンなどなど黒沢節全開。
アッサリつく決着とコッテリした死に様、哀川翔の感情が読み…
復讐の哀川翔。
北野映画かと思う。お互いが正面から向かい合って銃を撃ちまくる。弾は当たらない。かっこいいからそれでいい。
冒頭から気持ち悪さが際立つ人。そして、当たり前のように窓から家の中に侵入され…
割とストレートな復讐劇で、それこそラングの『復讐は俺に任せろ』のような感じに進んでいくように思えたが、2人が正面から撃ち合っても死なない銃撃戦あたりから、やっぱりむちゃくちゃじゃないかと笑(褒めてま…
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