武田信玄の死後、軍の士気や他の大名との争いに大いに関わるその死を隠すために、影武者を務めた元泥棒の男の話。
盛り上がる展開もなく、ゆっくりと男の生き様を積み上げていくストーリーは、面白さはあまりな…
人なき影としてその命を役立てようと決意した主人公。亡き信玄公として生きるうちに、その威厳や風格さえも宿していく様は、興奮を覚えさせる。
武田の軍勢は風林火山が如くの作戦行動であり、信長・家康にとっ…
武田信玄の影武者として生きる運命を背負わされた盗人の姿を描く。
単なる影武者に過ぎなかった男が、その場の機転や度胸により徳川や織田の間者の目を欺き、信玄の嫡孫である竹丸や側室すらも懐柔しながら、本…
武田信玄の影武者のお話
大部分は実話に基づいているが、ところどころに逸話も織り交ぜられていて、そのバランスが絶妙。オープニングのインパクトがとにかく強くて、一気に引き込まれた。夢のシーンも印象的で…
公開時、映画館で観ました。
荘厳でダイナミックな映像美や色彩の使い方、構図の精緻さに魅了されました。
甲冑武者の行軍、騎馬の突撃、戦場に散る旗印、まるで絵画のようでしたね。
豪華絢爛な歴史絵…
黒澤明作品を見るのは2作目。
画の構図とか撮り方とか難しい事はわからないがただただ映像の力に圧倒された。
引きのカットが多い気がするがそこは壮大さがよく見せる為なのかな。
その分アップになった時…
開幕、ワンカットで"三人"の武田信玄が語り合うだけであるのに引き込ませる画力にさすが黒澤明と期待を膨らませるも3時間は長い。『七人の侍』や『悪い奴ほどよく眠る』には感じなかった長いという感想を抱いて…
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