救命艇に投稿された感想・評価 - 18ページ目

『救命艇』に投稿された感想・評価

O次郎

O次郎の感想・評価

3.6

第二次大戦末期の1944年のヒッチコック監督作品。
全編が一艘の救命ボートの中だけで展開する変わり種の密室劇。

本作の魅力は、主役の中年女性作家を演じるタルーラ=バンクヘッドに集約されるのではなか…

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津次郎

津次郎の感想・評価

5.0

誰もが聞いたことのあるボートのジョークがある。
大海にボート。
5人の遭難者が乗っていて、それぞれ国籍がちがう。
5人は多寡が臨機である。
4人くらいがつくりやすい。

かれらは、その国柄に基づいた…

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唯

唯の感想・評価

-
・倫理か感情か、どっちを選んでも後悔する感じ

・みんなが終始ばらばらだけど手術のときは団結をみせる、結局みんな人間らしい

正直ヒッチコックの中では凡作の部類だが、密室人間劇を小舟で描くという発想が面白い。

大切なものを次々失う女、失った先に何を得るのか。
呉越同舟、対立する人のだましあい。
極限状態で人間の本性が顔を…

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タルーラバンクヘッドのきつくしばられた髪が乱れていくエロさ。指で新聞に穴を空けるショット。B.M.というイニシャルは疑惑の影の指輪の裏のものと同じ。ボートが人を閉じ込める場に。
極限状態に置かれたら、人は助け合うのか、それとも憎み合うのか。
人間の本質のお話。
ストーリー展開が読めなくておもしろかったなー。
犬

犬の感想・評価

3.5

針路

第2次世界大戦下、大西洋上を航行していた客船が、ドイツの潜水艦Uボートの魚雷攻撃を受けて沈没
脱出に成功した7人の男女は、1隻の救命艇にたどり着く
そこへ、連合国軍によって撃沈されたUボート…

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kayupan

kayupanの感想・評価

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イギリス客船がドイツ軍の攻撃で沈没し、なんとか生き残った登場人物達が救命ボート上で全てのストーリーが完結する。女性記者、機関室船員、資産家、看護師、ドイツ軍人、黒人音楽家、母子など多様な人物がそれぞ…

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戦時下、船を撃沈され救命艇に逃れた人々の緊迫感ある密室会話劇。最初からクライマックスな状況なのが良い。
戦争において敵国の兵士は助けなくても良いのか?議論するところなど面白い。
今風を求めるならもう…

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『裏窓』に繋がる密室ものだが、プロパガンダ映画であるためストーリーにどんでん返しは無い。ドイツ人はひたすら悪者として描かれている。まぁ仕方ないことか。
コニーが勝気で嫌味ったらしい人物として描かれて…

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