ドイツの鬼才ミヒャエル・ハネケ監督の長編デビュー作
執拗なくらいに淡々と描くことによってそのシーンのシリアス性や必要性をさらに高める演出、それはすでにこの作品の段階から見て取れる
主要な登場人物…
これがデビュー作ってマジですか…凄すぎませんか…登場人物の表情より手元とか足元だけが映されるシーンが多くて感情を一切排除してる。そして、最後に起こることについての明確な説明は全くない。ハネケは解答を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
とんでもない鬱作品でした。3部構成になっていてある3人家族の3年間。始まってしばらく登場人物の顔が出てこない。手元や後ろ姿のみ。淡々と進むが特に何か起こる訳でもなく幸せな?家族の日常が続いていく。少…
>>続きを読む”第七の大陸”
鬱映画の監督と名高い
ミヒャエル・ハネケ監督のデビュー作で、
ある一家の日常を切り取った
三部構成の映画である、
「セブンス・コンチネント」。
全体に散りばめられた不穏な空気。
…
説明的になることは、物事を卑小化するからしない、デビュー作からハネケの思想は明快でした。いつもの執拗な長回し、ぶった切るような黒場の連打、など神経を逆撫でするシーンの連続。
最後の破壊のシーン、これ…