おとし穴に投稿された感想・評価 - 9ページ目

『おとし穴』に投稿された感想・評価

ミリ

ミリの感想・評価

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ATG最初の邦画。昔授業でも見た。アントニオーニの情事に匹敵する不条理劇。邦衛の動機が少しもわからんのが面白い
一柳慧がすごい。
殺された当事者よりも、第三者でありながら、目の前で次々と殺人を目撃させられた子供の方が、理不尽及び不条理な被害を被っていると思ったし、そういうラストだと感じた。
しを

しをの感想・評価

3.4

冒頭白い男に謎に殺されるのはかなり面白いし、それがよくよくみたら邦衛なのがマジでナイス。中盤からはもう流れは見えて飽きちゃうけど子供の目からの太陽のカットとかはやっぱりかっこいい。ところで今年は幽霊…

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やはり自分の勅使河原ベストは『砂の女』なのだが、確かにそれに劣らず本作も面白い。兎にも角にも、彼の作品の世界観は、後にも先にも似たものが思いつかないから凄いと思う。
勅使河原宏が監督した初の安部公房作品。

思えばこの謎な展開と芸術的な映像センス、現代におけるヨルゴス・ランティモスに近いものがある。
BON

BONの感想・評価

4.0

原作はテレビ部門の昭和三五年芸術祭奨励賞を得た安部公房作「煉獄」で、作者自ら脚色し、勅使河原宏が監督としてデビューした長編劇のスリラー映画。

ストーリーは、炭鉱夫2人と息子1人がキツい…

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Jaya

Jayaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

炭鉱を逃げ出した坑夫が誤認から殺されて幽霊になって後から殺されたり死んだりする輩の幽霊とともに成り行きを見るお話。劇伴や音響が素晴らしい。

坑夫こと井川比左志や殺し屋こと田中邦衛が意外なハマり方。…

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···何だこれ?何だこれ?
あらすじから想像してたのと全然違った。
死んでもそのまま幽霊として出てくる···何だこのシュールな図。
そして謎は解かない。
何??
えっと···田中邦衛の独り勝ち??

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映画男

映画男の感想・評価

2.5
どこがいいのかサッパリわからん。
シュルレアリスム作品と位置づけられているが、起承転結のオチを曖昧にしたに過ぎないでしょ。そこが魅力かもしれんが、胸糞でもある。

35分経った辺りで主人公が突然死ぬ。謎の男に刺されて人気の無い沼で死ぬ。死ぬが魂だけは存在し、幽霊となり彷徨い続ける。死して尚、彷徨い続ける魂。シュルレアリスム!悪夢か!救いか!藤子F不二雄の短編か…

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