魂の解放を謳うホドロフスキーがデビュー以前にコクトーに絶賛されたというが最終的に『エンドレス・ポエトリー』を撮っているし、べネックスとリュック・ベッソンと並んで「恐るべき子供たち」などとコクトーの著…
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詩人が遺した告別のための映像抒情詩。(3年後ピアフの死にショックを受け同日に心臓発作により逝去)
オルフェの続編のような感じで始まり、10年後のマリア・ガザレスやエドゥアール・デルミも登場。
印…
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【映画の特権…
それは数多くの人々を
一堂に集めて
同じ夢に酔わせ
厳しいリアリズムで
非現実な幻影を見せる事だ
いわば映画は詩を運ぶ車
私の映画は
ストリップに他ならない
私…
監督・脚本・主演 ジャン・コクトー
コクトー本人が時間と空間を超越しながら
死と生の狭間を彷徨うというおはなし。
突然消えたりあの魔法アイテムの
グローブを忘れて過去に戻りすぎたり
「今度は行き…
初ジャンコクトー作品
凡人の私には”芸術のデパート”と呼ばれた彼の意図しているところを理解することは難しかったというかできませんでした(泣)オルフェや、ギリシャ神話を調べてから出直したいと思います…
ジャン・コクトーという芸術家の名前は知っているがその実績は何一つ知らない状態であり、果たして彼の遺書とも言うべきこの映画が初手というのは正解かどうか実に怪しいが(笑)、まあ簡単に言うと何一つわかりま…
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コクトーの今までの作品を全部観てから観ればよかったかも。数年前、未来世紀ブラジルあたりのキッチュなSFにときめかせていた心をこの胸に再び見つけた。
”映画は詩を運ぶ車”、でもね、”これ”でしか表現で…