このレビューはネタバレを含みます
2022.84 *171
なるほどぉ
地名と解説から入るところ、低声の唄と鈴のところ等、同監督の『大菩薩峠』に通じる。
内田吐夢が用いる鈴の音は「救い」を表しているらしい。となると今作でいう「救い…
ここんとこ雨が酷いでしょ。警察捜査の執念みたいなこういう重たいのつい観ちゃうね。〈爪痕〉って言うには皮肉な話で、若き日の左幸子の怪演が最大の見どころで。爪切りしたあとの親指の爪ってすぐには捨てずにし…
>>続きを読む仲代達矢が出演していたと思ってましたが、そちらはTVドラマ版ですね、記憶違いでした。
三國連太郎vs高倉健からして既にスゴイですが、加藤嘉や藤田進に沢村貞子まで、出てくる面々の役者としての信頼度が…
1977年名画座で観た。圧倒された。その後、山崎務の犬飼太吉と藤真利子の杉戸八重をテレビで観た。これも力作だった。犬飼太吉が杉戸八重を殺める場面は、音が無機質に響いた映画版の方が迫力があったけど。
…
市川崑監督『女王蜂』を再観して思い出す。
三國連太郎、高倉健、左幸子の演技は只々素晴らしいのだけれど
やはり伴淳三郎がかっこいい。
ラストシーン、甲板での彼の読経の響きが忘れられません。
また観…
内田吐夢監督作品。
昭和22年、北海道岩内で、質屋の一家が惨殺され放火される事件が起き、同時に猛烈な台風による青函連絡船沈没事故が起こる。連絡船の事故で身元不明の2遺体が発見され、函館署の弓坂刑事は…