かなりたのしい。
この映画はORTFというテレビ局のテレビ放送用にジャン=ジャック・ルソーの『エミール』という教育論に関する作成依頼を受けて撮られた。ORTFはRTF(フランス国営放送)を前身とす…
イケメンのエミール(ジャン=ピエール・レオ)とフェミニンなパトリシア(ジュリエット・ベルト)は一灯だけライトが照らされた真っ暗なスタジオで出会う。
ジュリエットのヘアスタイルは背中まで伸ばしたストレ…
映像と音を解体することが目指された、自由な映像と音へ。
そのためにはあふれかえる映像と革命の音が必要だったのかもしれない。
そして男の子のあの自由な連想の力能によって、自由なままでもう一度繋ぎなお…
《たのしい映像と音の解体》
ゴダールロスが辛いこんな機会だから、本作をと観たが、考えてみたら『ウイークエンド』周りの作品順番がよくわかってなくてガッツリ学生運動の雑談映画だった。しかもテレビ局用に…
知識はたのしいものだというメッセージはこのあたりから続いてる感じでしょうかね。
以前のようにファッショナブルではなく、画面はほとんど静的で語りが多い。
何より、ジャン=ピエール・レオとジュリエット・…
「ありきたりの映画」で議論にあがった"民衆に(テレビで)何を見せるか"という問いに対する答えがこれだとするならば、テレビ局側に放送拒否されたことがすべてね。テレビはこれを嫌っても、わたしは好きよ。面…
>>続きを読む当然のように意味が分からないけど、それでいいんだと思う。五月革命(フランスにおける学生運動みたいな?)を題材に取ったものらしいが、当時のフランスの若者が観たら理解できるのか聞いてみたい。とりあえず、…
>>続きを読むゾッとするほど素晴らしい体験。脳が酩酊するような混沌から生じるめまいを感じつつ、このような映画が存在することそのものに勇気づけられるし、自由すら感じ得ました。先達の偉人たちの映画を多く目の当たりにす…
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