2025.39
体制批判な内容を、ゴダールらが若干茶化して社会風刺劇に仕上げた作品。このような映画が作られるのは自由の象徴でもあるが、この後も勿論変わらず搾取が続いてると思うとなんだかね〜とも思っ…
ゴダールマラソン。ジガ・ヴェルトフ集団名義での監督作で、ゴランとの共作。
シカゴセブン事件にインスパイアされて制作した裁判劇。被告たちの日常生活を見せつつ、女性蔑視と人種差別のメッセージが多く、実際…
court(法廷)とcoat(テニスコート)、妻A・ヴィアゼムスキーが「シカゴ8」の一員に扮していたり、当時の裁判を茶番劇のように徹底的に皮肉ってポップに風刺。テニスをする二組のカップルの中央で政治…
>>続きを読む「シカゴ・セブン」事件を題材にとったものらしい。正直知っていたところで、何も変わらない。事件が起きた時代に観ていたら面白かったのかも。名言だけ。
「人権宣言にはこう書いてある。政府が国民の権利を侵…
《異議あり、映像で法廷を語るすなわち事件を映し出された解釈によって総括する事柄事実を害することに他ならない》
異議を却下する。そんな映画の上映は認めん!→白画面という中盤の映像論にとりあえずビック…
『ウラジミールとローザ』(1971)
革命戦士たちの裁判を物語とした映画。前作の「東風」に比べるとかなりコンパクトにまとまっている印象がある。割と音楽がポップな感じで良い。
それと「黒画面」につい…
5本目
あのねえ……
ブルジョア帝国主義的だか何だか知らないけど、素材が用意できなかったから黒画面でナレーションだけ入れるなんてことするなら最初から作らない方が良かったんじゃないの 映画に対する冒…
裁判のシーンなのに喋っている被告も検事も弁護士も写さずに陪審員の視線の動きを追い続けるカットが印象的。映像の文法や、カメラのフレーム、ステレオタイプの持つ抑圧性へのカウンターなのかな。
私たちは映像…