ヴィムベンダースの作品だとずーーーーっと思ってたけど、違った。。。
「ベルリン天使の歌」と「まわり道」の脚本を手がけたペーターハントケの監督作品。
翻訳家の女性が夫との生活に何かを感じて別居。
…
主演女優の硬質な存在感が素晴らしい。
アクションつなぎというよりは静止した人物をとらえた固定ショットが連なるという感じ。ロビー・ミュラーの撮影手腕もあって見ごたえがある。
前半の各ショット連鎖の…
慎ましくも露骨な小津リスペクトが端々に感じられるため、脈々とつながる歴史のチェーンの1つの輪っかみたいで、この映画そのものから何かインパクトを得るという感じはなかった。眠たくなるけどつまんないわけで…
>>続きを読むヒロインが20分くらいまで台詞がなくてほほーそういう設定なのかと思いきや、普通に喋れるんかーいっ!
ロビー・ミュラーにしては珍しいほとんどFIXで撮られてた。
曇天の画面は大概薄暗く、登場人物たち…
ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」「まわり道」の脚本家であるペーター・ハントケの監督作品(ヴィム・ヴェンダースはプロデュースで参加)。
別離したとある夫婦と子供の日々を描いている。
カメラ…
このレビューはネタバレを含みます
こりゃ傑作。
3月の鬱屈としたドイツの風景と、孤独な女の心象風景になっている。
じーっとした静的な映画と思いきや、女が息子の首をいきなり絞めてぐりんぐりんやったり、唐突なアクションが面白い。
他にも…