どこかのアパートのどこかの一室。ふたりぼっちを選んだ夫婦。覚悟なんて大層なものはない。こぼれたから手を差し出す。他人に触らせたくないものを全部自分で。それだけの話。悲観するのはおかしいのかもしれない…
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同監督の「ハッピーエンド」を何も知らずに観たが、終盤にこの作品の匂わせがあって観る順番を間違えたことに気がついたのが結構前。
ずっと彩度が低く、画面に動きが少ないが、最初から最後まで恐怖に似た緊張…
全部見終わって、パッケージ見て、声を上げて泣いた
生きていてほしい気持ちも
終わりにしてしまいたい気持ちも
どっちも理解できるからしんどい
なにもかもがリアル過ぎてほんとうにしんどい
静かな映画…
どこまでも現実な作品。
愛ゆえの支えたい気持ち、愛ゆえの情けない気持ち、本当に長い人生。
冒頭から終わりを想像してしまうが、それでも切ない最後。彼が見たのはあの頃の彼女。
エマニュエル・リヴァの…
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愛、アムール
・おもろかった。普通の家という画しかほとんど写らないがちゃんと画づくりされていてさすがだった。ハネケの映画はハリウッド的なハイコントラストでもなく人物の顔にも影をほとんど入れないモノ…