何が一番生々しいかってアリーナの顔面偏差値。
俗世との対比のために修道院外の人物をこれでもかっていうイロモノとして描いてるんだけど、やりすぎ。修道院の人らもあまりに善人に描かれてるせいで、ノンフィク…
宗教だろうが、医療だろうが、福祉だろうが、誰かにとっての絶対的な正義の中に、誰かをとことん追い詰める危険が潜んでいる。クリスチャン・ムンギウの恐るべき才能。実際の事件を、静かに、淡々と描きながら、偽…
>>続きを読む信仰の行為にとらわれすぎて、信仰の本質を見失うことの怖さ。
統合失調症を悪魔と勘違いまではいいけど、拘束して強制断食しちゃうのは、いくらなんでも線を知らなさすぎる。無知って怖い。基本の教育って大事だ…
実話ベース。
信仰と宗教と善意と。
立場が違えば、全て意味や捉え方が変わってしまう。
風が吹き荒ぶ丘の上で暮らす修道女達。
誰でも今、信じていることが正しいかどうか、疑問に思うことがあると思…
クリスチャン・ムンジウ監督作。
先日観た「4ヶ月、3週と2日」がかなり好みの作品だったので、同監督作である今作を鑑賞。
実話ベース。
取り扱っている題材がとても好み。
緊迫した場面での長回しや、ラス…
こういう類いの話を見るといつも思うのは、ものの観方ってすごく大切だなということ。当たり前だが、立場が違えば180度全く変わって見えてしまう。この映画が上手いなと思うのは、完全に中立ではないけど、そん…
>>続きを読む自分自信が神を持たないからか、おとぎ話のようにみえていた修道院での生活が、最後のパトカー内の警察官2人の会話によって急に現実味を帯びてゾッとした。
それぞれの信仰や境遇によって考え方が違って、その人…