修道女になった友達を訪ねてきた女の子が、段々精神がおかしくなっていき、悪魔祓いを施される…という実際の事件を基にした作品。
『4ヶ月、3週と2日』のクリスティアン・ムンジウ監督ならではの長回しは大…
レポート課題でみました。住んでいる世界が違う感じ。信じているものから住んでいる世界まで違うんだから、異なる世界の人たちが触れあっちゃえばこうなるのも納得かな、と。これが実話ベースってとこには少し恐怖…
>>続きを読む丘の上にある修道院と普通の世の中との、距離や時間の経過、価値観が描かれた作品かと。
真実に基づく物語という事と、悪魔祓いといキーワードを聞いて、エクソシストをイメージして覚悟して観たのだが、いやー全…
孤児院で幼少期を過ごした2人の女性アリーナとヴォイキツァ。久々に再会するも、ヴォイキツァは信仰にどっぷり浸かった修道女になっておりました。孤独なアリーナはヴォイキツァにここから出ようと提案するもそれ…
>>続きを読む彼女が何度も口にする「騙されちゃだめよ」という言葉が、宗教云々だけでなく、社会全体を指すんではないかと思った。
この国の背景をもっと知ったうえで観ると、彼女が外で見聞き体験した事柄がいかに彼女に影響…
撮影、演出が素晴らしい。淡々とじっくり出来事を描いており、観客を映画に吸い込む力が強い映画だと思いました。なので、とても考えさせられます。ただ、この映画は国によって観方がかなり変わってくるのではない…
>>続きを読む固い信念や固執はある意味危険、ある程度のファジーさは必要だと感じる。倫理問題もあり重い。
最後の町の喧騒や車の窓を汚されるシーンはこの映画の象徴。紙一重とはこのこと。
ちなみに餅は餅屋、彼女には精神…
ドイツに出稼ぎに行っていた身寄りのないアリーナは、同じ孤児院で育ったヴァイキツァに会うために故郷のルーマニアに戻って来る。
しかし、修道院で暮らし信仰に目覚めたヴァイキツァとは、以前のように…