開始30分くらいで脱落。こういうのは映画館で観るものなのだと思う。家だと、退屈すぎてとても観ていられない。
なんとなくベルイマンっぽい雰囲気がして、もしかしたら神とか救いとかその手のテーマなのかな…
ノスタルジアというタイトルだけあって、とても郷愁を感じさせる作品
「アンチクライスト」でトリアー監督が捧げた、タルコフスキー監督作品
ローテンポかつセリフがほとんどない。
あったとしても、どちらか…
この作品が“郷愁”を示していることくらい、想像力のない自分にも理解できるが、それでもタルコフスキーの我の強さと、郷愁の表現方法が他者と大分違う様を延々と見せつけられたようだ。
不遇の死を遂げた作曲…
映像に一縷の隙もなかった。
冒頭から最後まで、一つ一つの場面が全て名画のよう。人物の配置、光、構図が完璧に整えられていて美しい。
ここまで隙のない映像はどこか神経症的で、美しいけれど、痛みも感じる。…
退廃美!動く絵画!映像詩!陰翳礼讃!
光と音が感覚を刺激して瞑想・催眠状態になる。犬の遠吠え、水の滴る音、緩慢な動き。
形と影が溶け合い、輪郭と光が混ざり合って境界を失い、夢のように幻想的で曖昧な映…
『君の中の水に、火に、そして灰に』
水と火が印象的だった。
難しそうだったため事前にあらすじや主題を把握しておいて良かった。それでも後半になるにつれ、夢か現実か過去回想なのかわからない場面が増えてく…
閑散的で退廃的なのに物凄く美しい。
水と光と火の組み合わせがこんなに綺麗な映像になるんだと思った。
テレビ画面でこの綺麗さなのに当時スクリーンで見た人の目にはどれ程のものが映ったのだろう。
やはりハ…