肖像に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「肖像」に投稿された感想・評価

脚本黒澤明×監督木下恵介。肖像に描かれる「お嬢さん」と妾として生きる女のギャップ。
かー

かーの感想・評価

4.0

「いいじゃないか母さん、時間なんかどうでもいいさ。時間なんかどうでもいいときがあるんだよ」

「人間興奮すべきときにいくら興奮しても恥ずかしいことはないんだよ」

聡明でできたお父さんだったなぁ。

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極楽蝶

極楽蝶の感想・評価

4.0

戦後、日本が民主国家に向かうための教育的内容を含んだ佳作。
今回は国立映画アーカイブの企画展「脚本家 黒澤明」を見学した後に何を観ようか考えた結果、脚本黒澤明、監督木下恵介のこの作品は観たことがなか…

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koss

kossの感想・評価

3.5

木下恵介×黒澤明の豪華な組み合わせは、黒澤のヒューマニズムが勝ってしまう。画家の肖像画のモデルになることによって、自身の自堕落さに目覚め自立しようとする女。

木下らしさは、画家夫婦の頼りなさ、娘と…

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木下恵介監督作品、黒澤明が脚本なところも注目か
出演者は井川邦子、三宅邦子、三浦光子ら
これが銀幕デビューの桂木洋子はチョイ役

【内容】
格安で売りに出されている家があって小沢栄太郎と藤原釜足が共…

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脚本と監督名に釣られてみたけど、うーん、何だか申し訳ない気分にさせられる。理解も評価もできなくて。何というか、このやっつけ感が。それとも役者のジレンマか。単に自分との相性の問題なだけかもしれないが。

■ 概説

地上げ屋がとある一家を立ち退かせるために巻きこんだひとりの妾。しかし彼女は純朴な一家との交流の中で、自身が考えもしなかった変化を遂げていくことになる。巨匠黒澤明が好敵手に脚本を託したヒュ…

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メッシ

メッシの感想・評価

3.7

不動産転がしをしようと目論む男とその妾と、貧乏画家一家の共同生活。

なかなか出ていかない貧乏家族と、追い出したい家主の男と妾という対立構造の設定が突飛で興味を惹きつけられる。

流石は黒澤明脚本。…

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Ricola

Ricolaの感想・評価

3.7

黒澤明が脚本を手掛け、木下恵介が監督をつとめた作品。
心優しい家族の愛に触れて、自分の生き方やあり方を見つめ直す若い女性ミドリの葛藤を通し、戦後の荒んだ街や人々の心にも一石を投じようという意図を感じ…

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yyy

yyyの感想・評価

3.9

舞台は自由が丘。
今もたぶん踏切があるあの辺りだと思う。

資本主義に負けないで、絵描きさん!
境遇に負けないで、みどりさん!

まるで自分が映画の中に入ったような錯覚になるのは、
多分飲み干したビ…

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