何の作品情報も取得せずパッケージの雰囲気に惹かれて鑑賞。
冒頭の閑散とした早朝、一点に焦点を当て烏が鳴く様子を長く映したカットからモデルハウスのような部屋の中が映され次に起きる妻…と、どうやら日常の…
家政婦・看護師代わりに、結婚したと思われる夫。
エレナは、夫の寝室ではなく、家政婦用の寝室と思われるところで寝起きし、夫の世話をする。
彼女の楽しみは息子家族。
しかし、息子は働かない。
お金持ちの…
彼女が愛したもの。
愛情故に、人を駄目にしてしまう、ありがちなパターン。
そして、人が犯罪に手を染めてしまうとき。
そんなだから、そんな子に…としか思えない、とんでもない気持ちにさせられる映画です……
日常の中で積み重ねられた小さなズレが、やがて、大きな罪を犯す引き金となる。例え善良であったとしても(あるいは善良であるがゆえに)何人も罪を犯すことから逃れることはできず、罪を犯しても、罰が与えられる…
>>続きを読むロシア映画。
アンドレイ・ズビャギンツェフ監督作。
先日観た「父、帰る」がかなり好みの作品だったので、同監督の今作を観てみました。
なかなかのムカつき度がある映画ではありました。
ラストも皮肉が効い…
かなり胸糞悪くなる話なのだが、ロシアの貧富の差、親/女に依存しきる男たち。これは全世界的に同じ問題と痛感。養育費の話も出てきたので最近の保育園の話ともリンクして見えた。
サスペンス要素を期待したけど…
白衣の天使エレナさんの「惑い」とは。
いやぁ~こないだ見た「テレーズの罪」と同じく、ほんとに女性って怖い。
主人公ミセスエレナは、明らかに老い先短そうなセレブのウラジミル(めっちゃヨロヨロしてる)…