恋愛も、派手な爆発も、キメぜりふもない。
カメラも固定せず、揺れている。セットさえいらない。
でも、そこがいい。過剰な演出もせず、そこに映っているものの「ありようを見つめる」映画だった。
樹…
河瀬監督、これは一番のメジャー作になるのではないでしょうか?
うろ覚えですがデビューの頃からカンヌに縁のある人ですね、それでこちらも名前は知っているのですが、またそのためか、これまでどの一作も見ずに…
永瀬正敏と樹木希林が凄い。
静かな中で季節の移り変わりや普通にあるの自然がとにかく美しく、樹木希林の姿ととても調和していました。
自由に生きて行く事がどんなに素晴らしい事か・・・
焼きたてのど…
徳江がアルバイトをやめなきゃならないと覚った場面で、店長へ挨拶する時のなんとも言えない表情が忘れられない。
追記
今年の日本映画のベストになりそうな作品なのに、コメントが印象深いワンシーンだけなの…
映画を観はじめて、5〜10分くらいで「これはもう傑作だ!!」って思うことがあります。最初から引き込まれ、その世界に浸ってしまうことがあるんです。そんな経験ができた稀有な映画、それが今回ご紹介する「あ…
>>続きを読む久しぶりに良い邦画を観た気がした。静かで温かく、美しいけど、ちょっと切ない。
世代の違う3人が、どら焼き屋を通して交流していく。世代は違えど、みんなそれぞれ悩みや事情を抱えている。でもそれでも、前…
街の一角にあるどら焼き屋”どら春”
その店を1人で切り盛りする店長。母親と二人ぐらしの中学生で どら春 が唯一の居場所である わかな。突然どら焼き屋に現れ働かせて欲しいと頼む老女 徳江。
心に何か…
河瀬監督にしては抑制された映画。
樹木希林の圧倒的な自然さ、人物造形に魅せられる。
原作を読んでみて、まず冒頭の満開の桜の中を歩くシーン思い出す。お菓子づくりのシーンは大幅に省略されているけど、生き…
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