予告編、下馬評を通してこの作品は自分には不適合かと思って、鑑賞。
確かに内容自体はあんまり好きじゃないし、苦しい描写が多い。
でも作品としての秀逸さ、出来栄えが実に素晴らしい。見終わった後のこの…
橋口監督作品は『ぐるりのこと。』しか見てませんでしたが、それに近いような重さを感じる映画でした。
日常の、誰にでも起こりうるエピソードを様々な人々の群像劇としてまとめてあります。
どれもこれもとに…
どん底に暗い話なのかとおもっていたのですが、シリアスに描くんじゃなくてどこかに可笑しみを伴いながら話が進んでいきます。
特に、夫と姑との息詰まる暮らしから抜け出そうとした主婦のターンがすごくよかっ…
かろうじて通じているかもしくは全く通じ合っていないコミュニケーションがほぼ全編を占め、登場人物たちの心はどんどん締め付けられていくが、そのコミュニケーションが通じ合わないが故に起こる救いのようなもの…
>>続きを読む自分にもこういう、どうしようもない悲しい事あって今は、こんなジメジメしたこと考えても年取って死ぬんだから、どうにかうまく立ち回らないと、生きてても面白くないって。
しかし。
それを劇にして、みんな…
この映画を良いと言う人の気持ちはわかるし、その人たちを否定する気は全くないという前提で…
狙って演出しているシーンの狙ってる感というか製作者側の作為のようなものを感じてしまい、鑑賞中に噛んでたガム…
思い出す度「ああ、良い映画だったな」と噛み締めています。
見ている間、アツシがいつ爆発するのかとハラハラしていた。
そういう映画じゃあないんだけど、そう思わせるような緊張感にも溢れていたと思う。
…
久しぶりにシネコンで映画みた!
ポップコーンの匂いや、たくさんの大きな広告、ワクワクするね!
けど、恋人たち、とてもきつかったな。
とても辛かった。
誰一人、分かち合うことができなくて、みんながみ…
©松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ