見ていてこんなにイライラする映画は久しぶりだ。ホントにイライラして途中で帰ろうと思った。でもこれが人間のリアルなのかなとも思った。つまり我々は生きづらさにイライラしていて、それをそっくりそのまま表現…
>>続きを読む遅ればせながら初見。
ビターチョコのごとき味わいの逸品。妻を通り魔殺人で失った青年の破綻、哀しいぐらいに凡庸なアラフォー女性の夫と姑との貧しき日常、ゲイの若手弁護士の孤独愛、、、さまざまなカタチのカ…
綺麗な映画ではないです、かといって拒否して見捨てることもできない。皆さん結構体当たりっすね!って感じの映画でした。今のところ身近には無さそうだけど、もっと広げてみたら、こういうことも有る世の中だろう…
>>続きを読むもう映画館じゃ見れないかなと思ってたけど、近所で公開が始まったので鑑賞へ
3人の苦悩を抱える主人公が登場するけど、そのなかでもやっぱりアツシのパートが一番考えさせられた。
繁華街や電車の中でたま…
凄い人間臭さ。こんなにも所帯染みた映画は逆に新鮮。行き場のない憤りや不満の描き方がうまい、イタい。
それぞれの、相手に届かない悲痛な独り言になってしまった言葉達が印象的だった。
結局最後まで主人公た…
橋梁点検の会社に勤め、独りで暮らす中年の男。
夫と義母と生活し、弁当屋でパートをしている中年の女。
エリートだけど、性格難ありの独身弁護士。
3人それぞれの“今”が交互にえがかれていく。
3人の…
喪失や空虚さ、痛みを持つ3人の主人公達の群像劇。暗い重いだけでなく笑えるシーンも結構多い(美女水!)からか、120分と長めの映画ですがそう感じませんでした。とにかく登場人物がみんな実在しそうな生々し…
>>続きを読む月並みだけど、電車に乗って帰る時、いつもは混んでて他の人とか気にしてらんないし、座席で飯食いだしたりする人とか混んでるのに荷物広げたりしてる人を見かけても迷惑な人だとしか思わないのに、この映画を観…
>>続きを読む2016.2.15@新宿ピカデリー
滔々と流れる水の中で揺蕩う人々がどうやって己の位置を定めるのか。橋口亮輔の映画は常に微かな希望を残してくれる。
恐らくは『炎628』評にあった自身の体験と、ゲイ…
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