詩人アレハンドロ・ホドロフスキーの誕生。
パゾリーニ同様、ホドロフスキーも本質は詩人であるということが
よくわかる作品。
シベリウスやストラビンスキーの楽曲が効果的に使われている。
黒子の登場は「…
このレビューはネタバレを含みます
何が起こるか、分からない。何を見せられているのか、困惑する。
だけど、一言で形容するならば「天才」としか言いようがない。
強烈な色彩の使い方、持たせている意味。
全員が個性的な登場人物。誰一人欠…
アレハンドロ・ホドロフスキーが、今まさに途中の自分を、後ろも先も丸ごと肯定してくれた。
若き日の弔いなのか、それとも救済の映画なのか、兎にも角にも齢八十八の巨匠からのエールに、僕は涙無しではいられ…
観終わったあとに、心がザワザワした。
次から次へと非現実的な場面が展開していった。これは監督の心象風景なのかな。
長い詩を観たような感じだ。
これはすごいものを観た。また観たい。
なお、今回…
父親との軋轢や自身の葛藤を抱えた青年アレハンドロは、古い規則や制約に縛られない若きアーティストとの出会いから、自分自身の運命を歩き出す、アレハンドロ・ホドロフスキー監督作の自伝的作品。一応の物語はあ…
>>続きを読む(C) 2016 SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS Y LE PACTE (C)Pascale Montandon-Jodorowsky