僕は時々怖くなる。星の数ほどある映画のなかで、“ナチス”の出てこない映画はどれくらいあるのだろうか。戦争映画ではない今作もまた、世界の夕暮れに長くのびたナチスの影が横たわっている。
とにもかくにもヘ…
今年の夏、ウィーンを訪れてベルヴェデーレ宮殿にてクリムト作品を鑑賞した。
オーストリアが世界に誇る芸術家クリムトが描く女性はどれも官能さと甘美さが融合していて、物哀しさが人々を魅了する理由がはっきり…
美しい。絵画はもちろんだけど他の描写いろいろ。何と言ってもヘレン・ミレンのシュッとしたハイヒールの立ち姿が美しすぎる。
彼女の弁護を引き受けたランディが力強く変化していく流れもよかった。
昔と今のシ…
よかったです。
ピーターバラカンさんがおすすめしてたので観てみたくなりました。
素晴らしい映画だと思いました。ラストで実話だと知ったので個人的に残念でしたけど。これぐらいレベル高くて気持ちも感じれる…
1人の老人が国家に対して起こした裁判。これがきっかけでユダヤ人、弁護士、ジャーナリスト、そしてオーストリア国民、様々な立場の人々が過去と向き合う。
何のために絵画の返還を要求したのか。ヘレン・ミレン…
わたしはかなり好きな映画でした。
ナチスによるユダヤ人の迫害、といえば思い浮かぶのはやはりドイツだけれど、ヒトラーの出身地でもあるオーストリアでも行われていたことなのだと改めて気づかされました。
回…
発端はナチスによる美術品強奪だった。
クリムトが叔母アデーレを描いた肖像画「黄金のアデーレ」もある日ナチスに奪われた。
現在ではオーストリアのモナリザと呼ばれてオーストリアの美術館に飾られていた。
…
このレビューはネタバレを含みます
ずっと惹きこまれて観てました。
実話ってあんまり好きじゃないんだけど、この映画は実話だからこそ楽しめた気がする。
すごくシンプルなことでも、国やら過去やらが絡むととてつもなく面倒なことになるんですね…
良質な映画でした。
過去と現在がうまく交差して見応えがあります。アデーレが本当に必要な台詞しか話してなくて、憧れとして凛としてるのがとてもいい。
ヘレンミレンが素敵で、美しかったなぁ。としを重ね…
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