45/2023角川シネマG 11
前半は不条理ブラックコメディ、後半は過激派に巻き込まれるハードな展開でずつと楽しめた。
車の衝突シーンをフィルムのトラブルみたいにして描写するの上手い。刺し殺すシー…
このレビューはネタバレを含みます
途中まで遊び心にきゃは😆ってする余裕あったのに、後半すごかったな、
衝撃的な映像を解読したくても、セリフこそあれどそのひとつひとつが長すぎて結局私の頭の中では意味を持つ文章としては組み立てられなかっ…
【変わり目】
※ 「追悼ジャン=リュック・ゴダール映画祭」
この作品が公開された翌年にフランスでは5月危機が起こる。
この映画を観る限り、若者たちの不満や怒りは沸点に近かったのだろうと思う。…
10数年ぶりに見たけど
驚くほど覚えていなかった。
車(資本主義)をトリガーにして
ゴダール先生の人類の略奪の歴史が
寓話的に繰り広げられていく。
最終的には文明までをも失い
人としての尊厳さえをも…
あの有名なロングシーン(勝手に名付けるならばトラフィックジャム・モーターショー)だったり、羊のシーンだったり、
ユニークな映像描写がとてもゴダさんだった。
現代人からすると目を瞑りたくなるような…
脈絡のない展開と長回し・長台詞が合わさってなかなか鑑賞しにくい映画。60年代ゴダールを取り巻く内部の論理としてはなにか成立しているのかもしれないが、フラットな状態で観ると評価が難しい。
前半はけっこ…
けっこうおもしろかったな。映画に関するメタ発言で笑っちゃうし、絶対にない展開をやるあたりこれは映画なんだな。長い長い渋滞でのロングショット、バッサバッサ切るイメージが強いからめずらしくない?超イケて…
>>続きを読むやっぱりゴダールはショットがカッコ良すぎる!
画面全体の設計と質感、その中に必ず入ってくるビビッドな色合いのオブジェクトが絶妙なバランスで存在していて思わず見惚れてしまう
この映画、後半から一気…
Week-end, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont (France) / Ascot Cineraid (Italie).