ゴダール映画祭一本目。60年代ゴダールの最高到達点の一つであり、本作以降、しばらくの間ゴダールは商業映画を離れた、というのが確か正史のはず。
映画館で観たのは三回目ぐらいで、最初はまず伝説的な渋滞…
精神的、肉体的な自由と暴力。
夢うつつな毒気を孕んだ不条理劇。
第三世界や文明社会、階級等に対するゴダールの主義主張もお腹いっぱいになる程浴びるし、とにかく映画の暴力が凄まじい。
他者の命をなん…
前半だけなら4.5だった 事故車も羊も燃える車もだいすきなので呻くくらいたくさん見れて大満足 悪夢のような交通渋滞のロングショット最高、キャッチボール・檻の動物たち・転がる事故車の脇の地べたでチェス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
隣人とのシーンから「この夫婦嫌い、、」と思い、皆さんが笑っているシーンも全然笑えなかった。
さらに鳴り止まぬクラクション音でストレスが溜まり、食人族のターンに入ると「え、こういう映画だったのか」と…
ゴダールはデザインセンスがズバ抜けてるけど、本作はタイポグラフィがゴダール自身のモノローグとシンクロしていて、それだけで楽しい。交通渋滞のワンカット横移動シーンはいつ観ても興奮する。ちなみに劇場では…
>>続きを読む「映画の終わり」の概念の初出⁈
ゴダールの商業映画前半最後の作品らしいが、後半を予告する内容。というか、後半ってこの作品で提示された要素を曲げたり伸ばしたりしてるだけのようにも思える(と偉そうに言…
Week-end, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont (France) / Ascot Cineraid (Italie).