人生はままならない。
最期の迎え方は誰にもわからない。
淡々と現実が流れる。
余白に音が乗ることはなくただただ静かに時が流れる。
言葉も少なくタイトルやイントロダクションから劇的なドラマを想像した…
終末期医療をテーマに、看護師と患者という関係をリアルに定点観測のように冷静に映し出した作品です。
作品は最初からエンドロールまで一切音楽はありません。
患者をケアする様子がかなり丁寧に描かれていて…
本作観てこっちが終焉迎えた。ぐはっ
30代、しかも長編映画3作目にしてこの厭世的な雰囲気ぷんぷんに醸し出した映画。ミシェルフランコ、何もんだよ。こいつの血はきっと緑色。
あらゆる感情を排したカメ…
介護士を題材とした作品は少なくない。けれど、『ある終焉』は、主人公にすら距離をとった描写の仕方で、介護する側とされる側の複雑なカンケイを淡々と描写している。
挿入歌などは一切なく、エンドロールにも曲…
救いたかったのか救われたかったのか、絶望なのか解放なのか、どちらにしても彼はこうとしてしか終わらせることは出来なかったのだろうと思った。
オチは捻りなく予想通りなのにその瞬間が訪れるタイミング…そし…
死を隣に置いた終末期患者と一人の看護師の交流。死生観の中の繋がりは時に患者の家族にも理解できぬ程に深いもので、それゆえに常に孤独さを帯びていた。
患者の死の捉え方は様々だけれどどれもが悲哀に満ちて…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit