画廊経営者として、そこそこ成功しているものの自分の仕事に誇りを持てないヒロイン、しかも夫との仲は冷め切ってる、というより、夫には明らかに愛人がいる。
そんな彼女のもとに、作家志望だった夫から一冊の自…
監督がファッションデザイナーというだけあって、映像はもちろん良いけれど、オープニング、エンディングの音楽も、オーケストラの美しい旋律でとても好きです。
内容は終始暗いけれど、高級で重厚感がありました…
最初この小説の内容は自分たちの過去の実話かと思い、エドワードの贖罪のストーリーなのかと考えてたけど、そんな単純なものではなかった。スーザンが回想する過去と小説とのギャップ、全く違うフィクションであり…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
これはなかなか難しいやつですね。
一見シンプルに見せかけて、複雑な意味を持つという。
なぜ20年後に小説を送ったのか。
小説を通して彼女に何を伝えたかったのか。
小説の話や登場人物の真に意味する事…
現実、過去、小説と3つの時間軸があるのにめちゃくちゃ分かりやすい。
トニー役にジェイクギレンホールを配置してるのは、読者であるスーザンっていうとこがポイントだとおもう。
理解しきれてないとこ絶対ある…
感服。
トムフォード監督二作目にして、もはや巨匠の域で、見終わった後思わず「凄い…」と声が出た…
処女作でもそぎ落とされたシンプルな構成と台詞に本業のデザイナーセンスが遺憾無く表現された美的セ…
©Universal Pictures Photo©Merrick Morton/Universal Pictures International