光りの墓に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『光りの墓』に投稿された感想・評価

Omizu
3.6

【第68回カンヌ映画祭 ある視点部門出品】
『ブンミおじさんの森』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品。カンヌ映画祭ある視点部門に出品、カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンでは第2位に選出された。

>>続きを読む
・水、先祖、土地、光、様々な要素がアピチャッポンの中で反復される存在であった。しかしお話があまりないので面白さは薄かった。

二時間ほぼフィクスのロングショットのなかに、間歇的かつ特権的にでてくる湖のポンプに注目した。地下にある王国の魂と幽霊は、兵士たちが横たわるベッドに据えられた光る棒や、ショベルカーなどで地上まで掻き出…

>>続きを読む

No.4294

んー、この世界観はこの監督にしか作れないから、それは凄いと思うんだけど、それと映画としての面白さは別ですよね。

これはブンミおじさんほどハマらなかった。

結局なにが言いたいのか…

>>続きを読む
4.0

新文芸坐でのアピチャッポンオールナイト上映にて。

個人的に、オールナイト上映で同時に見た『ブンミおじさんの森』『メモリア』と比較して好みだった。それは眠り病というひとつのテーマを扱っていることと、…

>>続きを読む

オールナイト上映で観たのだが、後半少し寝てしまったのが、残念。

とにかく静と動のコントラストが素晴らしい。現代の生活の中にちょっとずつファンタジーが紛れ込んでくるかんじは村上春樹みたいでよかった。…

>>続きを読む
3.7

眠りによって「土地の記憶」と接続する、という考え方は村上春樹作品に出てくる「井戸」っぽい。タイの風俗的な映像がベースにあるのにもかかわらず、SF的な治療装置が導入されたり、空にゾウリムシがぷかぷか浮…

>>続きを読む

かつて学校があった場所に建てられた、"眠り病"の患者が入院する病院。そこは、更に前の時代には王の墓があった土地だった。他者や過去との魂の交信を通じて、覚醒と睡眠、生と死の境界の曖昧さを描く。

本作…

>>続きを読む

何世をも重ねたラブストーリー。でも、正直いうとアンクルブンミほどの感動がない。アピチャッポンが前に進んでいるのに、僕のレベルがまだアンクルブンミまでしか達してないのかも。全体のコネクト感がしっくり来…

>>続きを読む

これもよかった
地球に漂っている魂が可視化される不思議な体験
一つ一つの映像やセリフや表情はちょっとしたものなのに、全てが合わさって普段は見えていない次元が見えてくるような魔術というか魔法というか

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事