「ガキ帝国」
冒頭、グラウンドにいる三人。クラッカーを鳴らす、リュウ、チャボ、ケン、連む仲間。ミナミ道頓堀、梅田地下街、北神同盟、縄張り、そして喧嘩…本作は井筒和幸の出世作でもありATG作品で…
このレビューはネタバレを含みます
一番好きな日本映画。
昭和40年代の大阪ミナミを舞台にした青春群像劇。
公開当時は漫才ブームで、漫才が大好きだった私は内容もよくわからず紳助竜介が主演というだけで親に観に連れて行って欲しいと頼んだ…
井筒監督の映画でこんな洋画的なリリカルな感触のって他にない気がする。
1960年代後半の不良達の青春群像劇で在日の人にスポット当ててるから、"パッチギ!"と被るとこ多いけど、こっちはパッチギ!と違…
ミナミもキタもまたにかけていろんなヤツらを怒突き回す、リュウ、ケン、チャボ3人のアホンダラの姿。言わずと知れた井筒和幸のデビュー作。
確かに紳助竜介は頑張っていたが、着ているものや景色、後ろを走る…
汚れた水槽に棲む金魚。水槽が汚れてることは水槽の中からは分からない。ああ見えて結構快適なのかもね。ミナミもキタも楽しそうに暴れてる。まさにガキの帝国。大阪の路地世界にグローイング・アップの雰囲気を醸…
>>続きを読むスカパーにて。そもそも80年代のヤンキーカルチャーが好きじゃないので今作も特に思い入れ無し。しかも偉そうな事ばかり言ってガキの喧嘩映画しか撮れない井筒も大っ嫌い。
しかし、紳介竜助の若かりし姿は多…
1967年の大阪
暴力団を後ろ楯に勢力を伸ばしてきた不良グループ北神同盟を相手に、どこにも属さないリュウ(島田紳助)チャボ、ケンの3人が立ち向かう青春もの。
「大阪キタでは北神同盟とホ-プ会の勢力…